にゅう‐しつ〔ニフ‐〕【入室】例文一覧 2件

  1. ・・・悟った上で、今夜また入室する。そうして和尚の首と悟りと引替にしてやる。悟らなければ、和尚の命が取れない。どうしても悟らなければならない。自分は侍である。 もし悟れなければ自刃する。侍が辱しめられて、生きている訳には行かない。綺麗に死んで・・・<夏目漱石「夢十夜」青空文庫>
  2. ・・・「お母さんの入室」「かいせん焼」「碁」「月蝕」「草履つくり」「着物のがら」「一本松」「目」「鼻」「悪口」「闇取引き」「散歩」などじっくりよむと、文章をあふれて深くせまって来る情景や生の思いがある。 ほとんど同時に、やはり国立癩療養所であ・・・<宮本百合子「病菌とたたかう人々」青空文庫>