ぬけ‐だ・す【抜け出す/脱け出す】 の意味

  1. [動サ五(四)]
  1. こっそりその場を離れて外へ出る。抜け出る。「宴会を―・す」
  1. 競っているものの中から、一つが抜けて先へ行く。「混戦から―・す」
  1. 好ましくない状態から離れ出る。「スランプから―・す」
  1. 抜けはじめる。「毛髪が―・す」
  • ぬけ‐だ・す【抜け出す/脱け出す】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ きっとあたりを見廻して、そして二、三度あくびをすると豹吉はやがてどこをどう抜けたか、固く扉を閉した筈の会館の中から、するりと抜け出すことに成功した。

      織田作之助「夜光虫」

    • ・・・杉並区のはずれでやっとともかくも東京を抜け出すまでが容易でなかった。

      寺田寅彦「異質触媒作用」

    • ・・・ あまり自分が熱中しているものだから、家内のものは戯れに「この絵は魂がはいっているから夜中に抜け出すかもしれない」などと言って笑っていた。

      寺田寅彦「自画像」