ねこ‐ぐるま【猫車】例文一覧 2件

  1. ・・・宗保は、薪を積みに行くという真実味をよそうため、途中で猫車をかりて、引っぱって山へ行く坂の道を登りだした。「今日は、どうするにも駄目だよ。」彼の眼は二人に語った。「俺れんちの薪を積む手伝いでもして呉れろよ。」 スパイは、三人が集った・・・<黒島伝治「鍬と鎌の五月」青空文庫>
  2. ・・・六月。猫車。迷いの末。藤村の文学にうつる自然。単行本。この年竹村書房から小説集『乳房』、白揚社から評論集『昼夜随筆』が発行された。一九三八年この年一月から翌年の四、五月ぐらいまで作品の発表が不可能になった。戦争が・・・<宮本百合子「年譜」青空文庫>