ねずみ‐いらず【×鼠入らず】例文一覧 2件

  1. ・・・といって、鼠入らずの中から、ラーヴェンダー色のあんこと、ネープルス・エローのきなこと、あのヴェラスケスが用いたというプァーリッシ・グレーの胡麻……戸部うなり声を立てる。沢本  だから貴様は若様だなんて軽蔑されるんだ。そんなだ・・・<有島武郎「ドモ又の死」青空文庫>
  2. ・・・ 簿記函と書た長方形の箱が鼠入らずの代をしている、其上に二合入の醤油徳利と石油の鑵とが置てあって、箱の前には小さな塗膳があって其上に茶椀小皿などが三ツ四ツ伏せて有る其横に煤ぼった凉炉が有って凸凹した湯鑵がかけてある。凉炉と膳との蔭に土鍋・・・<国木田独歩「二少女」青空文庫>