ね‐ゆき【根雪】 の意味

  1. 解けないうちに雪がさらに降り積もって、雪解けの時期まで残る下積みの雪。 冬》
  • ね‐ゆき【根雪】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 根雪になると彼れは妻子を残して木樵に出かけた。

      有島武郎「カインの末裔」

    • ・・・たとえば、太古より消える事のなかった高峯の根雪、きらと光って消えかけた一瞬まえの笹の葉の霜、一万年生きた亀の甲、月光の中で一粒ずつ拾い集めた砂金、竜の鱗、生れて一度も日光に当った事のないどぶ鼠の眼玉、ほととぎすの吐出した水銀、蛍の尻の真珠、・・・

      太宰治「ろまん燈籠」

    • ・・・砂漠と根雪の上に文化の光がさした時、そこにはハッキリその文化をもたらした原動力プロレタリア、農民のための階級的指導力が根をおろしているのだ。

      宮本百合子「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」