のう‐さん【農産】例文一覧 4件

  1. ・・・実は、婆々どのの言うことに――やや親仁どのや、ぬしは信濃国東筑摩郡松本中での長尻ぞい……というて奥方、農産会に出た糸瓜ではござらぬぞ。三杯飲めば一時じゃ。今の時間で二時間かかる。少い人たち二人の処、向後はともあれ、今日ばかりは一杯でなしに、・・・<泉鏡花「錦染滝白糸」青空文庫>
  2. ・・・――この乱闘現場の情景を目撃してゐた一人、大和農産工業津田氏は重傷に屈せず検挙に挺身した同署員の奮闘ぶりを次のやうに語つた。――場所は梅田新道の電車道から少し入つた裏通りでした。一人の私服警官が粉煙草販売者を引致してゆく途中、小路か・・・<織田作之助「大阪の憂鬱」青空文庫>
  3. ・・・このため一九二一年までの単一経済組織における農産品の現物税徴収では、ソヴェト政府と都会のプロレタリアートとが大難儀を経験した。 工場に働く労働者とまるで伝統が違い感情もちがう多数の富農・中農民は、永年に亙る非人間的生活にうちのめされ、個・・・<宮本百合子「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」青空文庫>
  4. ・・・ 古典的筆致と現代私娼窟の女・情景とを荷風一流のデガ 昭和十二年五月には、農産品六九・二に対して、農村需要品は七五・三までになっている。そして、小作争議は十一年度五千四百九十七件。関係人員五万二千九百五十二人。土地買上に対する小作権・・・<宮本百合子「「ラジオ黄金時代」の底潮」青空文庫>