のう‐じゅう〔‐ジフ〕【×膿汁】例文一覧 2件

  1. ・・・破滅的現象は街にも家庭にもあふれ出ているのに、若い眼も心も崩壊の膿汁にふれていながら、事実は事実として見て、生活でぐっとそれによごされず突破してゆくような生活意欲はつちかわれていない。若さは無意識のうちにこんにちの姑息ないいくるめや偽善をも・・・<宮本百合子「偽りのない文化を」青空文庫>
  2. ・・・手術後、ガーゼのつめかえの方法をいい加減にしたので、膿汁が切開したところから出きらず、内部へ内部へと病毒が侵入して、病勢は退院後悪化した。同志今野が、どうも頭は痛くなって来たし変だと思い、苦痛を訴えたら、済生会の軍医は、却ってこれまで一日お・・・<宮本百合子「刻々」青空文庫>