長閑（のどか）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

意味
例文
慣用句
画像

のど‐か【長^＝閑】
の解説

［形動］［文］［ナリ］

１静かでのんびりとして落ち着いているさま。「—な正月気分」「—な口調」

２空が晴れて、天候が穏やかなさま。うららかなさま。「—な小春日和」《季春》「几巾 (いか) 白し—過ぎての夕ぐもり／太祇」

３ゆったりとくつろぐさま。急がないで気長に構えるさま。
1. 「その日—に暮らして、またの日帰る」〈かげろふ・中〉

４気にかけないさま。のんき。
1. 「人数なる世もやと待つ方は、いと—に思ひなされて」〈源・帚木〉

[派生]のどかさ［名］

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

長閑のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［季語］の言葉

［春］の季語

［時候］の季語

長閑の前後の言葉

長閑の例文(30)

出典：青空文庫

･･･顔を合わせたくない。長閑な日和だと祝し合いたい。そこで一つの迷信･･･有島武郎「二つの道」
･･･長鳥が飛んでいる。　長閑に、静な景色であった。　と炎天に夢を見る･･･泉鏡花「瓜の涙」
･･･タニタと笑いながら、長閑に煙草を吸ったあとで、円い肘を白くつ･･･泉鏡花「絵本の春」

もっと調べる

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。