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[接助]《準体助詞「の」+接続助詞「に」から》活用語の連体形に付く。内容的に対立する二つの事柄を、意外不服の気持ちを込めてつなげる意を表す。「東京は晴れな—大阪は雨だ」「十分言い聞かせた—理解していない」「九月だという—真夏の暑さだ」
    1. 「それはまあ、よく忙しい—、気をつけておくれだ」〈人・娘節用・後〉

[終助]の文末用法から》活用語の連体形に付く。不平不満・恨み・非難などの気持ちを表す。「これで幸せになれると思った—」「いいかげんにすればいい—」
    1. 「あれほど待って居てくんなといふ—」〈滑・浮世風呂・二〉

[補説]近世以降用いられ、近代になって多用されはじめた。他の逆接助詞「けれども」「が」などに比べると逆接の意が強い。
連語《準体助詞「の」+格助詞「に」》
  1. …時に。…場合に。「地震が来る—備えておこう」

  1. …のものとして。「儀式用—は不適当だ」

出典:gooニュース

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