のぼ・せる【上せる】例文一覧 1件

  1. ・・・が、それぎりで、格別いつものように、とり上せる気色もない。宇左衛門は、気づかいながら、幾分か安堵して、その日はそのまま、下って来た。 それから、かれこれ十日ばかりの間、修理は、居間にとじこもって、毎日ぼんやり考え事に耽っていた。宇左衛門・・・<芥川竜之介「忠義」青空文庫>