はい‐が【拝賀】例文一覧 2件

  1. ・・・「それはございますそうです。拝賀が午後二時だとか云うことでした。」こんな風に、何事につけても人が問えば、ヨオロッパの話もするが、自分から進んで話すことはない。 二三月の一番寒い頃も過ぎた。お母あ様が「向うはこんな事ではあるまいね」と尋ね・・・<森鴎外「かのように」青空文庫>
  2. ・・・所が、もう年が押し詰まって十二月二十八日となって、きのうの大雪の跡の道を、江戸城へ往反する、歳暮拝賀の大小名諸役人織るが如き最中に、宮重の隠居所にいる婆あさんが、今お城から下がったばかりの、邸の主人松平左七郎に広間へ呼び出されて、将軍徳川家・・・<森鴎外「じいさんばあさん」青空文庫>