はい‐さつ【拝察】例文一覧 2件

  1. ・・・そうしてこれは実に苦笑ものであるが、私は井伏さんの作品から、その生活のあまりお楽でないように拝察せられたので、まことに少額の為替など封入した。そうして井伏さんから、れいの律儀な文面の御返事をいただき、有頂天になり、東京の大学へはいるとすぐに・・・<太宰治「『井伏鱒二選集』後記」青空文庫>
  2. ・・・御窮状の程、深く拝察致します。こんな御返事申し上ることが自分でも不愉快だし、殊にあなたにどう響くかが分るだけに、一寸書きしぶっていたのですが、今月は自分でも馬鹿なことを仕出かして大変、困っているのです。従って到底御用立出来ませんから、悪しか・・・<太宰治「虚構の春」青空文庫>