はい・す【廃す】例文一覧 1件

  1. ・・・しかしきょうはもう廃す気になっていた。「いや。もうこのくらいで御免を蒙りましょう。」わざと丁寧にこう云って、相手は溝端からちょっと高い街道にあがった。「そんな法はねえ。そりゃあ卑怯だ。おれはまるで馬鹿にされたようなものだ。銭は手めえ・・・<著:モルナールフェレンツ 訳:森鴎外「破落戸の昇天」青空文庫>