はつ‐らつ【××剌/××溂/××剌】 の意味

  1. [ト・タル][文][形動タリ]
  1. 生き生きとして元気のよいさま。「―とした声」「生気―たる若者」
  1. 魚が飛び跳ねるさま。
    • 「御贄 (みにへ) の錦鱗徒らに湖水の浪に―たり」〈太平記・九〉
  • はつ‐らつ【××剌/××溂/××剌】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・それ所か、明い空気洋燈の光を囲んで、しばらく膳に向っている間に、彼の細君の溌剌たる才気は、すっかり私を敬服させてしまいました。

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・ 三 益軒の知らぬ新時代の精神は年少の書生の放論の中にも如何に溌溂と鼓動していたか!   或弁護 或新時代の評論家は「蝟集する」と云う意味に「門前雀羅を張る」の成語を用いた。

      芥川竜之介「侏儒の言葉」

    • ・・・こう云う溌剌とした空想は中学校へはいった後、いつのまにか彼を見離してしまった。

      芥川竜之介「少年」