出典:gooニュース
パナマ運河通航制限で世界供給網に悪影響=S&P
Marion Giraldo[メキシコ市 3日 ロイター] - 世界有数の貿易路である中米パナマ運河で通航制限が続くことを受け、S&Pグローバルは3日、貨物や原材料の運送需要が高まる時期に世界のサプライチェーン(供給網)に悪影響が及ぶ恐れがあると警鐘を鳴らすアナリストリポートを発表した。船舶がパナマ運河を通航する際には水位調節が不可欠。
「第2パナマ運河」なぜ頓挫したのか 世界の物流救う驚愕スケール やっぱり裏に中国が
俗に「第2パナマ運河」と呼ばれる「ニカラグア大運河総合開発プロジェクト」で、中米ニカラグアの南部を舞台に、カリブ海(大西洋)と太平洋とを結ぶものです。 “本家”のパナマ運河から500km弱北西の場所に造ることから、両者は「補完関係」とも「競合関係」ともいわれています。
アングル:水不足で通航制限のパナマ運河、飲料水供給との均衡も課題
コンサルティング会社マッキンゼーによれば、中南米諸国はパナマ運河に依存しており、米国の海上輸送による輸出入の約14%はパナマ運河を経由している。中南米において、気候変動の予期せぬ影響に悩まされている水路はパナマ運河だけではない。
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