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はら‐がけ【腹掛(け)/腹懸(け)】 の意味

  1. 職人などがつける、多く紺 (こん) 木綿の作業衣。胸から腹に当て、細い布紐 (ひも) を背中で十文字に交差させてとめるもの。前面にどんぶりと称する物入れをつける。
  1. 寝冷えを防ぐため、子供の胸から腹にかけて布で覆い、背中と首とで紐を結ぶもの。腹当て。 夏》
  • はら‐がけ【腹掛(け)/腹懸(け)】の例文

    出典:青空文庫

    • その人は、腹掛けのどんぶりに、私を折り畳まずにそのままそっといれて、おなかが痛いみたいに左の手のひらを腹掛けに軽く押し当て、道を歩く時にも、電車に乗っている時にも、つまり銀行から家へと、その人はさっそく私を神棚・・・

      太宰治「貨幣」

    • ・・・ 猫背の馭者は、饅頭屋の簀の子の上で、綿のように脹らんでいる饅頭を腹掛けの中へ押し込むと馭者台の上にその背を曲げた。

      横光利一「蠅」