春霞（はるがすみ）とは？意味・読み方・使い方

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はる‐がすみ【春^×霞】
の解説

《室町時代ごろまでは「はるかすみ」》

［名］春の霞。《季春》「洛陽の朝餉 (あさげ) 過ぎたり—／蓼太」

［枕］同音の繰り返し、また、霞のかかっている状態から、「春日 (かすが) 」「立つ」「井上 (ゐのへ) 」などにかかる。

1. 「—春日の里の植ゑ小水葱 (こなぎ) 」〈万・四〇七〉
2. 「—井の上ゆ直 (ただ) に道はあれど」〈万・一二五六〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

春霞のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

#季語（春・天文）
#名詞

［季語］の言葉

［春］の季語

［天文］の季語

春霞の前後の言葉

春霞の例文(3)

出典：青空文庫

･･･春霞たなびく野辺といえどもわが家ののどけさには及ぶまじく候　ここ･･･国木田独歩「初孫」
･･･始めよりかれが恋の春霞たなびく野辺のごとかるべしとは期せざりしも･･･国木田独歩「わかれ」
･･･廊下に腰をおろして、春霞に煙る湖面を眺めてただやたらに溜息をつき･･･太宰治「竹青」

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