はる‐さき【春先】 の意味

  • はる‐さき【春先】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 或春先の日曜の午後、「初ちゃん」は庭を歩きながら、座敷にいる伯母に声をかけた。

      芥川竜之介「点鬼簿」

    • 春先きの長雨を償うように雨は一滴も降らなかった。

      有島武郎「カインの末裔」

    • ・・・現に、数年前のこと、ちょうど春先であったが、轟然として、なだれがしたときに、幹の半分はさかれて、雪といっしょに谷底へ落ちてしまったのでした。

      小川未明「しんぱくの話」