出典:gooニュース
遺族給付金、警察庁が大幅増額 犯罪被害者支援、地域格差是正も
警察庁は25日、犯罪被害者等給付金支給法施行令の改正案を公表した。犯罪被害者の遺族に支払われる給付金の大幅増額が柱で、大半のケースで支給額は1千万円を超えることになる。犯罪被害者や遺族に対する支援の地域間格差を是正するため、各都道府県で警察や市区町村、民間団体などがワンストップで支援する体制の構築も進めることになった。
犯罪被害者給付、6月に増額へ 遺族支給、原則最低1千万円に
意見の公募は26日から5月25日まで行い、これを踏まえて犯罪被害者給付金支給法の施行令を改正して、6月中旬に施行する方針。一方、地方の被害者支援体制は、求められる支援が多岐にわたり支援を行う都道府県や市町村といった自治体、公的機関、民間団体など組織も多種多様なことを考慮。
犯罪被害者遺族などへの給付金支給額を大幅に引き上げへ 6月中旬から施行予定 被害者が子どもや収入ない人の場合に支給が十分でないとの声受け 警察庁
警察庁は、犯罪被害者遺族などに支払われる給付金の支給額を、大幅に引き上げる方針を固めました。意見募集をしたあと、ことし6月中旬に引き上げられる予定です。遺族給付金の支給をめぐってはこれまで、子どもや収入のない人が亡くなった場合に遺族への給付金の支給額が十分でないことや、遺族が精神的ショックで仕事ができず経済的な打撃を受ける可能性を考慮できていないことなどの課題がありました。
もっと調べる