ぴたっ‐と の意味

  1. [副]ぴたり」を強めていう語。「痛みがぴたっと止まる」「門をぴたっととざす」「予想がぴたっとあたる」
  • ぴたっ‐との例文

    出典:青空文庫

    • ・・・佐竹はしずかに腕を伸ばして吸いかけの煙草の火を山猫の鼻にぴたっとおしつけた。

      太宰治「ダス・ゲマイネ」

    • ・・・心配のたねの引き出しを順々にあけて、ちらと一目調べてみて、すぐにぴたっとしめて、そうして、眠るの。

      太宰治「火の鳥」

    • ・・・けれどとうとうあんまり弟が泣くもんだから、自分も怖くなったと見えて口がピクッと横の方へまがった、そこで僕は急に気の毒になって、丁度その時行く道がふさがったのを幸に、ぴたっとまるでしずかな湖のように静まってやった。

      宮沢賢治「風野又三郎」