出典:デジタル大辞泉(小学館)

[名]
  1. 動物分類学上は、霊長目ヒト科ヒト属の哺乳類。直立二足歩行し、手で道具を使い、大脳はきわめて発達し、複雑な言語をもつ。多様な文化を伝承し、地球上で最も栄えた文明をつくり上げている。現生種は一種だけ。学名はホモ‐サピエンス。人間。人類。

  1. 個々の人間。ある特定の個人。「裕福な人」「大阪の人」「目上の人」「人は一代、名は末代」

    1. ㋐その事をするのにふさわしい人材。有能な人材。「彼は教育界では得がたい人です」

    2. ㋑ある仕事・職業などに従事する人材。「人を募集する」「人が不足している」

  1. 成人に達した者。おとな。

  1. 人柄。性質。「人が悪い」

  1. 世間の人間。「人の目を気にする」「人に何といわれようと平気だ」

  1. 自分と相手以外の人間。他人。「人の悪口をいう」「三時に人が来る」「迎えに人を遣る」

  1. 話し手が自分を第三者のようにいう語。わたし。「人のことも少しは考えてくれよ」

    1. ㋐妻が他者に対して、夫をいう語。「うちの人」

    2. ㋑意中の相手。恋人。

  1. 10 法律上、権利・義務の帰属主体である地位または資格。権利能力者。自然人法人とがあり、狭義には自然人だけをさす。

  1. 11 人民。臣下。臣民。

    1. 「君も―も身を合はせたりといふなるべし」〈古今・仮名序〉

  1. 12 身分。

    1. 「―もいやしからぬ筋に」〈・夕顔〉

  1. 13 人里。人気 (ひとげ) 。

    1. 「―に遠くて生 (お) ひ出でさせ給ふめれば」〈・総角〉

  1. 14 従者。家来。供。

    1. 「某も―を持ってござれども」〈虎明狂・二人大名

[代]二人称の人代名詞。あなた。
    1. 「誠に、―は十三、我は十五より見そめ奉り」〈平家・七〉