ひと‐まく【一幕】 の意味

  1. 演劇で、幕を上げてから下ろすまでに舞台で演じられる一区切り。「一幕三場の芝居」
  1. 事件などの一つの場面。「あわや血の雨という一幕もあった」

ひと‐まく【一幕】の慣用句

  1. ひとまくみ【一幕見】
    • 劇場で、数幕上演しているうちの一幕だけを見ること。かつては多く土足のまま立って観劇した。幕見。立見(たちみ)
  1. ひとまくもの【一幕物】
    • 一幕で完結する演劇。
  • ひと‐まく【一幕】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・   又 人生の悲劇の第一幕は親子となったことにはじまっている。

      芥川竜之介「侏儒の言葉」

    • ・・・閣下はあれから余興掛を呼んで、もう一幕臨時にやれと云われた。

      芥川竜之介「将軍」

    • ・・・ 大な蝦蟆とでもあろう事か、革鞄の吐出した第一幕が、旅行案内ばかりでは桟敷で飲むような気はしない、が蓋しそれは僭上の沙汰で。

      泉鏡花「革鞄の怪」