天然氷を夏までたくわえておくために設けたむろ。地中や山かげに穴をあけ、上を茅 (かや) などでおおう。昔は宮中用の氷室が山城大和丹波河内 (かわち) 近江 (おうみ) にあった。 夏》

謡曲脇能物。宮増 (みやます) 作といわれる。朝臣が丹波の氷室山に立ち寄ると、氷室守 (もり) の老人が氷を都へ運ばせるいわれを語り、やがて氷室の中から氷室明神が現れ、采女 (うねめ) が氷を運ぶのを守護する。

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