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百八煩悩の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

人間が過去現在未来にわたって経験する多くの心の迷いや苦しみのこと。▽「煩悩」は仏教用語で、人間の心身をわずらわし悩ませる迷いの心の意。それが全部で百八種類あるという。
句例
百八煩悩を振り払う
用例
静かに思えば、鬼の形しけるは我身を纏まとう百八煩悩の現躰なりける。<北村透谷・松島に於て芭蕉翁を読む>

百八煩悩の解説 - 学研 四字熟語辞典

仏教のことばで、人間が過去現在未来を通じてもっている百八の迷いと苦しみ。
注記
「煩悩」は、衆生しゅじょうの心身をわずらわせる迷いや苦しみ。百八種の煩悩の分類には諸説ある。
表記
「悩」を「脳」と書きちがえない。
用例
人情とはいかなるものをいうや。曰いわく、人情とは人間の情慾じょうよくにて、所謂いわゆる百八煩悩是れなり。〈坪内逍遥・小説神髄〉

百八煩悩の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

仏語。人間の心身を悩まし迷わせる煩悩。数の多いことを百八と示したもの。一説に、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに悩みが六つあって36、これを過去現在未来にそれぞれ配して合計108とする。

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