1. 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽 (いつわ) り。「—をつく」「この話に—はない」

  1. 正しくないこと。誤り。「—の字を書く」

  1. 適切でないこと。望ましくないこと。「ここで引き下がっては—だ」

[用法]うそ・[用法]いつわり——「嘘偽りは申しません」のように同義重複で用いたり、「嘘(偽り)を言う」のようにほとんど同義で用いられる。◇「嘘も方便」「嘘から出た実 (まこと) 」「そう来なくては嘘だ」「嘘のように晴れ上がる」のような慣用句や慣用表現の「嘘」は「偽り」に置き換えることはできない。◇「偽り」は「嘘」よりも意識的、作為的で、改まった言い方。「偽り」はまた、「彼の言動には偽りが多い」「偽りの愛」のように言葉以外に行動態度で欺く場合にも用いられる。◇類似の語に「虚偽」がある。「偽り」と同義で、「虚偽の申告をする」のように、多く文書などに用いられる。

口をすぼめて息を強く出すこと。また、口笛。うそぶき。

「貝をも持たぬ山伏が—を吹かうよ」〈虎明狂・柿山伏

カワウソ別名。おそ。

  1. アトリ科の鳥。全長16センチくらい。頭は黒く、背は青灰色。雄はほおの辺りに淡紅色の部分がある。山地樹林にすみ、フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴く。うそどり。うそひめ。 春》「—なくや花も実もなき梅嫌 (うめもどき) /子規

  1. 鷽替えの神事に用いられる木製の鳥。木を削り、1にかたどって着色したもの。うそどり。

[接頭]《「うす(薄)」の音変化》名詞・形容詞・動詞などに付く。
  1. 薄い意を表す。「—霞 (がすみ) 」「—雲」

  1. 少し、少ない、の意を表す。「—黄」「—暗い」「—笑む」

  1. なんとなく、どことなく、の意を表す。「—寒い」「—寂しい」「—腹立つ」

出典:gooニュース

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