塞ぐ（ふさぐ）とは？意味・読み方・使い方

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ふさ・ぐ【塞ぐ】
の解説

［動ガ五（四）］

１あいている箇所に物を詰めたり、覆ったりする。すき間や穴をなくする。「ふすまの破れ目を—・ぐ」「決壊部分を—・ぐ」

２耳・目・口などを手で押さえて覆う。また、目・口を閉じる。「耳を—・ぐ」「口を—・ぐ」

３行く手に物を置くなどして通行や流れをさまたげる。はばむ。「倒れた木が道を—・ぐ」「椅子が—・いでいて通れない」

４場所を占めて、他に余地を与えない。「大きな冷蔵庫が台所を—・いでいる」

５与えられた役目などを果たす。「責めを—・ぐ」

６（「鬱ぐ」とも書く）気分がすぐれず、ゆううつな気持ちになる。「—・いだ顔」

[可能]ふさげる

［動ガ下二］「ふさげる」の文語形。

類語

関連語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

塞ぐの例文(9)

出典：青空文庫

･･･らみついてて、呼吸を塞ぐんですから、今じゃ、ものもよくは言えない･･･泉鏡花「誓之巻」
･･･と善平はそのまま目を塞ぐ。あれお休みなさってはいやですよ。私は淋･･･川上眉山「書記官」
･･･しも面白くない、気は塞ぐ一方であるから、宿に帰って、少し夕飯･･･国木田独歩「恋を恋する人」

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