出典:デジタル大辞泉(小学館)

山梨・静岡両県にまたがる円錐状成層火山。日本の最高峰で、標高3776メートル。火口直径は約800メートル。宝永4年(1707)の噴火で中腹に宝永山ができ、その後約300年間噴火していない。山頂に浅間 (せんげん) 神社があり、古くから霊峰とされ、信仰登山が盛ん。5合目まで自動車道が通じる。平成25年(2013)、富士五湖忍野八海三保の松原を含む周辺地域や、浅間神社・御師 (おし) 住宅などとともに「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。富士。不二山。不二。不尽山。富岳 (ふがく) 。芙蓉峰 (ふようほう) 。ふじのやま。ふじやま。

[補説]富士の異称をもつ山
会津 (あいづ) 富士 磐梯山(福島)
秋田富士・出羽 (でわ) 富士 鳥海山(山形・秋田)
岩手富士・南部富士 岩手山(岩手)
蝦夷 (えぞ) 富士 羊蹄山(北海道)
越後 (えちご) 富士 妙高山(新潟)
近江 (おうみ) 富士 三上山(滋賀)
渡島 (おしま) 富士 駒ヶ岳(北海道)
薩摩 (さつま) 富士 開聞岳(鹿児島)
信濃 (しなの) 富士 黒姫山(長野)
諏訪 (すわ) 富士 蓼科山(長野)
丹後 (たんご) 富士 建部山(京都)
津軽 (つがる) 富士 岩木山(青森)
豊後 (ぶんご) 富士 由布岳(大分)
伯耆 (ほうき) 富士 大山(鳥取)
利尻 (りしり) 富士 利尻山(北海道)
若狭 (わかさ) 富士 青葉山(福井・京都)