ぶ‐とう〔‐タフ〕【舞踏】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 踊りをおどること。舞い踊ること。特に、西洋音楽に合わせた西洋風の踊りにいう。
    • 「若い…男女が乱暴に―している」〈宮本・伸子〉
  1. 拝舞 (はいぶ) 」に同じ。
    • 「太政大臣 (おほきおとど) おりて―し給ふ」〈・藤裏葉〉

ぶ‐とう〔‐タフ〕【舞踏】の慣用句

  1. ぶとうか【舞踏家】
    • 踊りをおどることを職業とする人。
  1. ぶとうかい【舞踏会】
    • 社交のためのダンスを行う会。ダンスパーティー。
  1. ぶとうびょう【舞踏病】
    • 顔・手足に不随意運動を生じ、踊りのような手ぶり身ぶりを示す病気。脳の異常で起こるハンチントン病、脳動脈の硬化で起こる老人性舞踏病、子供のリウマチ熱に伴って起こる小舞踏病などがある。
  • ぶ‐とう〔‐タフ〕【舞踏】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・…… この解釈の是非はともかく、半三郎は当日会社にいた時も、舞踏か何かするように絶えず跳ねまわっていたそうである。

      芥川竜之介「馬の脚」

    • ・・・の握りで、芳年の浮世絵を一つ一つさし示しながら、相不変低い声で、「殊に私などはこう云う版画を眺めていると、三四十年前のあの時代が、まだ昨日のような心もちがして、今でも新聞をひろげて見たら、鹿鳴館の舞踏会の記事が出ていそうな気がするのです・・・

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・橄欖の花のにおいの中に大理石を畳んだ宮殿では、今やミスタア・ダグラス・フェアバンクスと森律子嬢との舞踏が、いよいよ佳境に入ろうとしているらしい。

      芥川竜之介「葱」