ふ‐とうめい【不透明】 の意味

  1. [名・形動]
  1. 透明でないこと。また、そのさま。「不透明な(の)ガラス」
  1. 事の成り行きや実状などが、はっきり示されないこと。また、そのさま。「金の流れが不透明だ」
  1. [派生]ふとうめいさ[名]
  • 名詞

ふ‐とうめい【不透明】の慣用句

  1. ふとうめいかん【不透明感】
    • 透明でない感じ。また、事の成り行きや実状などがはっきりしない感じ。「長引く不況による先行き不透明感」
  1. ふとうめいたい【不透明体】
    • 光を通さない物体。
  • ふ‐とうめい【不透明】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・経理室から配給された太い、白い、不透明なローソクは、棚の端に、二三滴のローを垂らして、その上に立てゝあった。

      黒島伝治「前哨」

    • ・・・と云いながら、雲は無いがなんとなく不透明な白みを持っている柔和な青い色の天を、じーっと眺め詰めた。

      幸田露伴「雁坂越」

    • ・・・それを、太閤から離れるでもなく、またその権力をまんざらきらいでもないらしく、いつも太閤の身辺にいて、そうして、一本まいらせたり、まいったり、両方必死に闘っている図は、どうも私には不透明なもののように感ぜられる。

      太宰治「庭」