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ふ‐ぼく【浮木】 の意味

  1. 水に浮いている木。うきぎ。
  • ふ‐ぼく【浮木】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・小さな御幣の、廻りながら、遠くへ離れて、小さな浮木ほどになっていたのが、ツウと浮いて、板ぐるみ、グイと傾いて、水の面にぴたりとついたと思うと、罔竜の頭、絵ける鬼火のごとき一条の脈が、竜の口からむくりと湧いて、水を一文字に、射て疾く、船に近づ・・・

      泉鏡花「伯爵の釵」

    • ・・・それでは阿波の鳴門の渦に巻込まれて底へ底へと沈むようなもんで、頭の疲れや苦痛に堪え切れなくなったので、最後に盲亀の浮木のように取捉まえたのが即ちヒューマニチーであった。

      内田魯庵「二葉亭追録」

    • ・・・樹木の茂った丘の崖下の低地の池のまわりには、今日も常連らしい半纏着の男や、親方らしい年輩の男や、番頭らしい男やが五六人、釣竿を側にして板の台に坐って、浮木を眺めている。

      葛西善蔵「遁走」