うち‐やま【内山】 の意味

  1. 江戸時代、一村落が占有し、その村民のみが共同収益できた林野。
  • うち‐やま【内山】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ するとある日、彼等の五六人が、円い頭をならべて、一服やりながら、例の如く煙管の噂をしていると、そこへ、偶然、御数寄屋坊主の河内山宗俊が、やって来た。

      芥川竜之介「煙管」

    • ・・・その際に、もしかこれが旧劇だと、例えば河内山宗俊のごとく慌てて仰山らしく高頬のほくろを平手で隠したりするような甚だ拙劣な、友達なら注意してやりたいと思うような挙動不審を犯すのであるが、ここはさすがに新劇であるだけに、そういう気の利かない失策・・・

      寺田寅彦「初冬の日記から」

    • ・・・悪僧といわるる内山愚童の死顔は平和であった。

      徳冨蘆花「謀叛論(草稿)」