ぶん‐か〔‐クワ〕【分科】 の意味

  1. 科目を分けること。また、その分けられた科目。「数学の一分科としての幾何」
  • 名詞

ぶん‐か〔‐クワ〕【分科】の慣用句

  1. ぶんかかい【分科会】
    • 大きな会議などで、その会議で取り上げられた事項に応じて、分野ごとに専門的に研究・討議を行う小会議。
  1. ぶんかだいがく【分科大学】
    • 旧制の帝国大学を構成した各部門。法科大学・文科大学・理科大学・工科大学・農科大学・医科大学の6種があったが、大正8年(1919)学部と改称。
  • ぶん‐か〔‐クワ〕【分科】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・イヤでも黴臭いものを捻くらなければ、いつも定まりきった書物の中をウロツイている訳になるから、美術だの、歴史だの、文芸だの、その他いろいろの分科の学者たちも、ありふれた事は一ト通り知り尽して終った段になると、いつか知らぬ間に研究が骨董的に入っ・・・

      幸田露伴「骨董」

    • ・・・しかし現在のように科学というものの中に、互いに連絡のよくとれていない各分科が併立して、各自の窮屈な狭い見地から覗い得る範囲だけについていわゆる専門を称えている間は、一つの現象の概念が科学的にも雑多であり、時としては互いに矛盾する事さえあるの・・・

      寺田寅彦「地震雑感」

    • ・・・広い文化の分野でせまい分科的にではあるかも知れないが綜合的な世界の文化を縦に貫ぬいた年表が欲しいのである。

      宮本百合子「業者と美術家の覚醒を促す」