ぶん‐け【分家】 の意味

  1. [名](スル)家族の一員が、その所属していた家から分かれて新しく一家を構えること。また、その家。民法旧規定では、本家に従属する関係にあったが、現在は法律的意味はない。別家。「土地をもらって分家する」⇔本家
  • 名詞
  • ぶん‐け【分家】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・二、三人目に僕の所へ来たおじいさんだったが、聞いてみると、なんでも小松川のなんとか病院の会計の叔父の妹の娘が、そのおじいさんの姉の倅の嫁の里の分家の次男にかたづいていて、小松川の水が出たから、そのおじいさんの姉の倅の嫁の里の分家の次男の里で・・・

      芥川竜之介「水の三日」

    • ・・・その分家のやはり内田という農家に三人の男の子が生れた。

      内田魯庵「淡島椿岳」

    • ・・・ 弟の細君の実家――といっても私の家の分家に当るのだが――お母さん、妹さん、兄さんなど大勢改札口の外で、改った仕度で迎いに出ていてくれた。

      葛西善蔵「父の葬式」