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焚書坑儒の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

言論思想学問などを弾圧すること。書物を焼いて儒学者を穴埋めにする意から。▽「焚」は焼く意。「坑」は穴埋めにする意。「儒」は儒学者・学者の意。
出典
『史記しき』秦始皇紀しんしこうき
句例
焚書坑儒の思想弾圧
用例
改名主のような人間は何時の世にも絶えた事はありません。焚書坑儒が昔だけあったと思うと、大きに違います。<芥川竜之介・戯作三昧>
故事
中国秦しんの始皇帝しこうていが政治批判を抑えるために、一部の実用書を除くすべての書物を民間に置くことを禁じて焼却するよう命じ、禁令を犯したとして数百人の学者を生き埋めにした故事から。

焚書坑儒の解説 - 学研 四字熟語辞典

言論学問思想などを弾圧すること。
注記
「焚書」は、書物を焼くこと。「坑」は、穴に埋めること。一説に、弾圧すること。「儒」は、儒者のこと。書物を焼き捨て、儒者を穴に生き埋めにする意から。
表記
「坑」を「抗」と書きちがえない。
故事
中国秦しんの始皇帝しこうていは、政治に対する批判を抑えるために、民間の書物を焼き捨てることを命じ、さらに儒学者数百人を生き埋めにしたという。
出典
『史記しき』秦始皇しんしこう
用例
改名主のような人間は、何時の世にも絶えた事はありません。焚書坑儒が昔だけあったと思うと、大きに違います。〈芥川龍之介・戯作三昧〉

焚書坑儒の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

前213年、秦の始皇帝が行った、主として儒家に対する思想言論弾圧。民間にあった医薬卜筮 (ぼくぜい) ・農事などの実用書以外の書物を焼き捨て、翌年、始皇帝に批判的な学者約460人を坑 (あな) に埋めて殺したといわれる。転じて、学問思想に対する弾圧をいう。

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