出典:デジタル大辞泉(小学館)

《「うつしおみ」が「うつそみ」を経て音変化したもの》

  1. この世に現に生きている人。転じて、この世。うつしみ。

    1. 「いにしへもしかにあれこそ―も妻を争ふらしき」〈・一三〉

  1. 《「空蝉」「虚蝉」などの字を当てたところから》蝉の抜け殻。また、蝉。 夏》「―を妹が手にせり欲しと思ふ/誓子

    1. 「―の身をかへてける木 (こ) のもとになほ人がらのなつかしきかな」〈・空蝉〉

[補説]作品名別項。→空蝉