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辞書
1 この世に現に存在しているもの。現実。夢・虚構などに対していう。「夢か—か幻か」
2 意識の正常な状態。正気。「—に返る」
3 《「夢うつつ」「夢かうつつか」などの形で用いられるところから誤って》夢とも現実ともはっきりしない状態。夢見心地。夢心地。
「昨今の—は事実かも知れないと思った」〈漱石・草枕〉
4 現実に生きている状態。現存。死に対していう。
「—の人々の中に忍ぶることだに、隠れある世の中かは」〈源・手習〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
現を抜かす
ある事に夢中になり、心を奪われる。「競馬競輪に—・す」
うつつごころ【現心】
1 《夢うつつの心の意から》夢見るような気持ち。うつろな心。「はや七分の正気を失って、何 (どこ) が何 (なに) やら一向—で」〈紅葉・二人女房〉 2 しっかりした気持ち。正気。「肝魂も消え果て—なし」〈盛衰記・六〉
うつつぜめ【現責め】
江戸時代に行われた、睡眠をとらせず、夢うつつの状態を続けさせて白状させた拷問。
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打棄つ
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