圧し（へし）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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へし【^▽圧し】
の解説

［名］《動詞「へ（圧）す」の連用形から》

１圧力を加えること。押すこと。また、おもし。

２手加工用鍛造工具の一。熱した金属に当ててハンマーでたたき、平らにならしたり、穴をあけたりするのに用いる。平べし・丸べし・足べしなどがある。

［副］

１やたら。むやみに。
1. 「夏中—とひやかしにめえりやした」〈洒・客衆一華表〉

２押し合って並ぶさま。
1. 「筑田沖へ—と縄舟が出た」〈洒・玉の帳〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

圧しの例文(30)

出典：青空文庫

･･･と、そう云う屈託を抑圧しようとする、あてどのない不愉快な感情とに･･･芥川竜之介「仙人」
･･･層幽鬱な心が重く頭を圧して来ると、時としてこの怖れが、稲妻のよう･･･芥川竜之介「忠義」
･･･窓の外に降る雨の音を圧して、もう一つ変った雨の音が俄に床の上から･･･芥川竜之介「魔術」

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