ほう‐れい〔ハフ‐〕【法令】 の意味

  1. 法律命令。また、条例規則などを含めることもある。
  1. おきて。きまり。定め。

ほう‐れい〔ハフ‐〕【法令】の慣用句

  1. 法令滋々彰かにして盗賊多く有り
    • 《「老子」57章から》法律が完備すればするほど、法律の網の目をくぐる悪知恵が発達し、犯罪者が多くなる。
  1. ほうれいいけん【法令違憲】
    • 最高裁判所が、法令の全部または一部について違憲と判断すること。違憲とされた法令の廃止または改正は国会が行う。→違憲立法審査権
  1. ほうれいじゅんしゅ【法令遵守/法令順守】
  1. ほうれいしんさけん【法令審査権】
  1. ほうれいせん【法令線】
    • [補説]語源未詳。中国の面相学では法令紋という。また、長寿のしるしとして豊齢線、豊麗線とも書く。
  1. ほうれいぜんしょ【法令全書】
  1. ほうれいてきようじょがいすいいき【法令適用除外水域】
  1. ほうれいもん【法令紋】
  • ほう‐れい〔ハフ‐〕【法令】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ さあその条規も格別に、これとむつかしいことはなく、ただその閣令を出す必要は、その法令を規定したすべての条件を具えたものには、早速払い下げを許可するが、そうでないものをば一斉に書面を却下することとし、また相当の条件を具えた書面が幾通もあ・・・

      川上眉山「書記官」

    • ・・・その中には、浮浪人もかなりたくさんいて、いろいろわるいことばかりするので、警察も急にいろいろのやかましい法令をつくり、ついで衛生上のことにもあれこれと手をつくし出した結果、恐水病をふせぐために、町中に、のら犬を歩かせないことにきめてしまいま・・・

      鈴木三重吉「やどなし犬」

    • ・・・ご承知のお方もございましょうが、ここから三里はなれた山麓の寒村に在りまして、昔も今も変り無く、まあ小地主で、弟は私と違って実直な男でございますから、自作などもやっていまして、このたびの農地調整とかいう法令の網の目からも、もれるくらいのささや・・・

      太宰治「男女同権」