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ほと‐け【仏】 の意味

  1. 《「ぶつ(仏)」の音変化した「ほと」に、目に見える形の意の「け」の付いた語で、仏の形、仏像が原義かという》
  1. 仏語。悟りを得た者。仏陀 (ぶっだ) 。特に、釈迦 (しゃか) のこと。「仏の慈悲にすがる」
  1. 仏像。また、仏の画像。「仏を刻む」
  1. 死者。また、その霊。「仏になる」「仏が浮かばれない」
  1. 温厚で慈悲心の深い人をたとえていう語。
  1. 仏法。
    • 「―の御験 (みしるし) はかやうにこそと」〈栄花・初花〉
  1. 仏事を営むこと。
    • 「明後日 (あさて) 、―にいと善き日なり」〈栄花・本の雫〉

ほと‐け【仏】の慣用句

  1. 仏造って魂入れず
    • 物事をほとんど仕上げながら、肝心な最後の仕上げが抜け落ちていることのたとえ。仏造って眼(まなこ)を入れず。
  1. 仏の顔も三度
    • 《いかに温和な仏でも、顔を三度もなでられると腹を立てるの意から》どんなに慈悲深い人でも、無法なことをたびたびされると怒ること。
  1. 仏の光より金の光
    • 仏のありがたさよりも金銭の威力のほうが強い。人の心が金銭に引かれがちであることのたとえ。
  1. 仏も昔は凡夫なり
    • 仏ももとはごく普通の人間であったのだから、修行を積めばだれでも仏となることができるということ。
  1. ほとけいし【仏石】
    • 中国・九州地方の一部で、墓碑または埋葬地の上に置いておく石。
  1. ほとけいじり【仏弄り】
  1. ほとけおろし【仏降ろし】
    • 東北地方北部で、葬式ののち、巫女(みこ)を頼んで死者の口寄せをすること。仏のみちあけ。
  1. ほとけがお【仏顔】
    • 仏のように柔和な顔つき。やさしい顔。
    • 死人の顔。
      「開けて見せたる―」〈浄・井筒業平〉
  1. ほとけぎ【仏気】
    • 慈悲深い心。ほとけごころ。
  1. ほとけごころ【仏心】
    • 仏のように慈悲深い心。ぶっしん。「仏心を出す」
  1. ほとけさま【仏様】
    • 仏を敬っていう語。
    • 仏像や仏壇。「仏様にお供えをする」
    • 死んだ人。死人。
  1. ほとけしょう【仏性】
    • 仏のように情け深い性質。慈悲深い生まれつき。「仏性の人」
  1. ほとけだおし【仏倒し】
    • 仏像が倒れるように、直立の姿勢のままで倒れること。
      「大事の傷(て)なればたまり得ず、―にかっぱと臥し」〈浄・聖徳太子〉
  1. ほとけづくり【仏造り】
    • 仏像を造ること。また、それを業とする人。仏工。仏師。
  1. ほとけなぶり【仏嬲り】
    • 道楽半分に仏事を行うこと。仏いじり。仏せせり。
      「世にすることなき姑(しうとめ)の―の朝起きに」〈鶉衣・朝寝辞〉
  1. ほとけのごき【仏の御器】
    • 《仏に供える椀(わん)はふつう金椀(かなわん)であるところから》「かなわない」の意の「かなわん」にかけたしゃれ。
      「ここな亭主の口というたら、とっとかなはん、―ぢゃ」〈滑・浮世床・初〉
  1. ほとけのざ【仏の座】
    • シソ科の越年草。路傍に生え、高さ約20センチ。葉は半円形で縁に浅いぎざぎざがあり、2枚が相対してつく。4、5月ごろ、葉の付け根に、筒状唇形の紫紅色の花を数個ずつつける。つぼみ状の閉鎖花もある。三階草(さんがいぐさ)。かすみそう。
  1. ほとけのしょうがつ【仏の正月】
    • 正月の三が日を避けて、仏壇に雑煮を供え、または墓参りをすること。正月16日または18日ごろにする地方が多いが、四国地方では、新仏(にいぼとけ)の正月として12月初めの辰(たつ)・巳(み)あるいは巳(み)・午(うま)の日に行い、辰巳正月・巳正月・巳午正月などともいう。 新年》
  1. ほとけばし【仏箸】
  1. ほとけまつり【仏祭(り)】
    • 仏を供養すること。仏事。法会。