ぼん‐ぴゃく【凡百】例文一覧 2件

  1. ・・・「不肖ながら道命は、あらゆる経文論釈に眼を曝した。凡百の戒行徳目も修せなんだものはない。その方づれの申す事に気がつかぬうつけと思うか。」――が、道祖神は答えない。切り燈台のかげに蹲ったまま、じっと頭を垂れて、阿闍梨の語を、聞きすましてい・・・<芥川竜之介「道祖問答」青空文庫>
  2. ・・・終戦後大作家まで自分の作品を棚に上げたもっともらしい文学論を書いているが、凡百のそれらの文学論よりは「ファビアン」一冊の方が、どれだけ今後の文学の行き方を示しているか判らないくらいだ。「ファビアン」を読んで、次にジョイスの「ユリシーズ」・・・<織田作之助「土足のままの文学」青空文庫>