出典:gooニュース
「裏金議員だまれ!」与野党でやじ応酬…尾を引く自民派閥事件、議場はピリピリムード
自民党裏金事件への対応などで日程が押し気味の国会は19日、衆参両院で本会議が開かれた。衆院では医療保険料と合わせて子ども・子育て支援金制度の負担金を徴収する関連法案の採決、参院では岸田文雄首相の訪米報告を実施。裏金事件で名前が挙がった議員からの「静かに聞け!」とのやじに、野党議員が「裏金議員だまれ!」と反撃するなど、議場はピリピリムードに包まれた。
石破氏、裏金事件を謝罪 小沢氏は自民の底力警戒
自民の石破茂元幹事長は、党派閥の裏金事件を受けて謝罪に回った。立民の小沢一郎衆院議員は島根県雲南市で記者団に「保守地盤であり、自民の底力は侮れない」と警戒感を示した。 石破氏は同県奥出雲町で聴衆に「国民に深くおわびする。政治は国民のものだとの原点に立ち返る」と訴えた。小沢氏は28日の投開票日を見据え「ひたすら頑張るしかない。
社説:裏金と地方議会 忖度せずに声を上げよ
国民の信頼を裏切った自民党の裏金事件は、政治全体への疑念を巻き起こしている。地方議員も自らの問題として向き合い、国政を突き動かす声を上げてほしい。 4日までの参院事務局のまとめなどによると、全国66の自治体議会で、裏金事件に関する意見書が可決され、国会に送付された。 事件解明や再発防止、政治資金の透明化などを求めており、地方議員の危機感の表れではあろう。
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