• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

《「国際協調のための経済構造調整研究会報告書」の通称中曽根内閣の私的諮問機関として設けられた研究会が、昭和61年(1986)に提出内需主導型の経済成長、輸出入・産業構造の抜本的転換、金融資本市場の自由化・国際化の推進、およびマル優などの貯蓄優遇税制の抜本的見直しなどを提言した。名称は、研究会の座長前川春雄日銀総裁だったことから。前川リポート。

[補説]昭和60年(1985)のプラザ合意後、円高急速進行したにもかかわらず、日本は依然として巨額の貿易黒字を計上し、欧米諸国との間で経済摩擦が生じていた。前川レポートは日本に市場開放と内需拡大を迫る米国など諸外国の外圧対応する内容となっていたが、内需刺激するための金融緩和策が国内のマネーサプライ急増させ、バブル経済を生む結果となった。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。