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まき‐ぞえ〔‐ぞへ〕【巻(き)添え】例文一覧 4件

  1. ・・・それも君ひとりだったら、そりゃ壁の中でも巌の中でも封じ込まれてもいゝだろうがね、細君や子供達まで巻添えにしたんでは、そりゃ可哀相だよ」「そんなもんかも知れんがな。併しその婆さんなんていう奴、そりゃ厭な奴だからね」「厭だって仕方が無い・・・<葛西善蔵「子をつれて」青空文庫>
  2. ・・・すると、周囲の人の立場も、はっきりしていて、いささかも私に巻添え食うような事がないだろうと信じた。遺書を作るために、もう一年などと、そんな突飛な事は言い出せるものでない。私は、ひとりよがりの謂わば詩的な夢想家と思われるのが、何よりいやだった・・・<太宰治「東京八景」青空文庫>
  3. ・・・ひとでや近所の魚は巻き添えを食っては大変だと泥の中にもぐり込んだり一もくさんに逃げたりしました。 その時向うから銀色の光がパッと射して小さな海蛇がやって来ます。くじらは非常に愕ろいたらしく急いで口を閉めました。 海蛇は不思議そうに二・・・<宮沢賢治「双子の星」青空文庫>
  4. ・・・あたり七軒巻添えになるそうです」「それは困りますね。子供衆もおいでなさるし、もうそう遠くまでは行かれません。どうにかしようはありますまいか」「そうですね。わたしの通う塩浜のあるあたりまで、あなた方がおいでなさると、夜になってしまいま・・・<森鴎外「山椒大夫」青空文庫>