[動ワ五(ハ四)]7原義で、のちに「まど(惑)う」と混同された》
  1. まぎれて、進むべき道や方向がわからなくなる。「山中で道に—・う」

  1. どうしたらよいか決断がつかない。「進学就職かで—・う」「判断に—・う」

  1. 心が乱れてよくない方向へ行く。欲望誘惑に負ける。「色香に—・う」

  1. 死者の霊が成仏できないでいる。「—・わず成仏して下さい」

  1. 区別がつかなくなる。まぎれる。

    1. 「霜を待つ籬 (まがき) の菊の宵の闇に置き—・ふ色は山の端 (は) の月」〈新古今・秋下〉

  1. 秩序なくあちこちへ行ったり来たりする。

    1. 「上の御局に参りちがふ気色どもしげく—・へば」〈・花宴〉

  1. 布の織糸が弱り、糸が乱れかたよる。

    1. 「御褥 (しとね) の少し—・ひたるつまより」〈・若菜下〉

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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