出典:デジタル大辞泉(小学館)

[動サ五(四)]

  1. 軸を中心にして、円を描くように動かす。回転させる。「腕を―・す」「プロペラを―・す」

  1. 周囲を取り巻くようにする。めぐらす。「敷地に柵を―・す」

  1. 順に送り渡す。「杯を―・す」「通知を―・す」

  1. 人や物を必要とする場所へ移す。「総務から営業へ人員を―・す」「出先に車を―・す」「預金の一部を学費に―・す」

  1. その立場に置く。「敵に―・す」

  1. 配慮などを行き渡らせる。「気を―・す」「手を―・す」

  1. 利益を得るように金銭を運用する。「高利で―・す」

    1. ㋐自分の意のままに人を使う。

      「あの女に―・さるる女郎いとしや」〈浮・好色盛衰記〉

    2. ㋑遊里で、客が遊女や幇間 (ほうかん) を思うままに従わせる。

      「太鼓持ちは、ある知恵を隠して、我より鈍い客に―・さるるがよし」〈浮・禁短気・三〉

  1. 動詞の連用形に付いて、全体に…する、あちこち…する、また、さんざん…する、の意を表す。「いじくり―・す」「追っかけ―・す」「引っ張り―・す」

[可能]まわせる