熊本県南部、八代 (やつしろ) 海に面する市。明治後期から化学工業が盛ん。湯之児 (ゆのこ) ・湯出 (ゆのつる) 温泉がある。人口2.7万(2010)。
みなまたし【水俣市】
⇒水俣
みなまたびょう【水俣病】
有機水銀による中毒症。中枢神経が冒され、手足のしびれ、言語障害、目や耳の機能喪失を起こし、重症では死亡することもある。水俣市に昭和28年(1953)ごろから発生。チッソ水俣工場の廃水中に含まれるメチル水銀が海水を汚染し、魚介類に生物濃縮され、それを食べて人体内に入るのが原因。昭和40年(1965)ごろ新潟県阿賀野川下流域でも同じ症状の患者が確認された(第二水俣病)。昭和43年(1968)に政府が公害病と認定。
みなまたびょうきゅうさいとくべつそちほう【水俣病救済特別措置法】
《「水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法」の通称》水俣病問題の最終解決を目指して制定された法律。未認定患者に一時金・療養手当等を支給することや、原因となった事業者(チッソ)の分社化等について定めた。平成21年(2009)施行。水俣病特措法。水俣病被害者救済特別措置法。
出典:gooニュース
【通行止め解除】西回り自動車道水俣IC~津奈木ICで通行止め
15日午前、熊本県の南九州西回り自動車道上り線の水俣インターチェンジ(IC)~津奈木IC間で、乗用車2台とトラックが絡む事故があった。県警高速隊によると、2人が救急搬送された。同区間が午前9時半から通行止めとなっている。
水俣ローズフェスタ・春2024
エコパーク水俣バラ園では、800種5,000株のバラが色とりどりに咲き誇る。園内には300m続くバラの壁や、バラの浮かぶ池、園内を一望する展望所など見どころがたくさん。期間中は、ローズフォトコンテストが実施されるほか、土日祝日を中心に水俣ローズマルシェ、肥薩おれんじ鉄道ミニトレイン運行、ポプリ作り、コンサートなどのイベントが予定されている。
水俣訴訟、救済対象外の請求棄却 典型症状主張144人、熊本地裁
2009年施行の水俣病特別措置法に基づく救済策の対象外となった144人が水俣病の典型的症状を訴え、国と熊本県、原因企業チッソに損害賠償を求めた訴訟の判決で、熊本地裁(品川英基裁判長)は22日、請求を棄却した。同種訴訟は全国4地裁に提起され、原告全員を水俣病と認めて国などに賠償を命じた大阪地裁に続き2件目の判決。 特措法は原則、メチル水銀の排出が停止された翌年の1969年までに
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