出典:デジタル大辞泉(小学館)

[名・形動]

  1. 他の事に心が奪われて、そのことに注意が向かないこと。また、そのさま。心が浮ついて落ち着かないさま。「上の空で人の話を聞く」

  1. 天空。空中。そら。

    1. 「山の端の心もしらで行く月は―にて影や絶えなむ」〈・夕顔〉

  1. あてにならないこと。根拠がなく不確かなこと。また、そのさま。

    1. 「―にてものし(=行キ)たらむこそ、なほ便なかるべけれと思ひ煩ひて帰り給ふに」〈・夢浮橋〉