出典:デジタル大辞泉(小学館)

[名・形動]《「むで」とも》
  1. 手に何も持っていないこと。また、そのさま。からて。素手。「暴漢と無手で立ち合う」

  1. 方策、技術などを持たずに、物事に当たること。また、そのさま。「交渉に無手で臨む」

  1. 何も得るところがないこと。また、そのさま。

    1. 「―に帰るも本意なければ、せめてはちらと御目にかかり」〈浮・元禄大平記〉

  1. 拳 (けん) で、零(ゼロ)を表す握りこぶしを出すこと。

    1. 「―と十 (とをらい) は打つもんぢゃあねえと」〈滑・浮世風呂・三〉