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無明長夜の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

根本的な聡明そうめいさに欠けるため、衆生しゅじょう煩悩にとらわれ、真理を得にくいこと。悟りの境地に達しないこと。このことを、明けることのない長い夜にたとえた。▽仏教語。「無明」は衆生を迷わせる煩悩があるために、物事真理が見えず、仏道にくらいこと。「長夜」は長い間、長い時間にわたっての意。
句例
無明長夜を脱却する
用例
「好きというのはな、船なのじゃ。無明長夜を超えてゆく荒海の船なのじゃ」<辻邦生・西行花伝>

無明長夜の解説 - 学研 四字熟語辞典

煩悩ぼんのうにとらわれて仏法ぶっぽう真理理解できず、迷っていること。
注記
仏教のことば。「無明」は、根源的な無知のこと。迷いや煩悩によって悟りを得られないでいるさま。「長夜」は、長い夜。悟りを得られない状態を長い夜にたとえたもの。「無明」を「むめい」、「長夜」を「ちょうや」と読み誤らない。

無明長夜の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

仏語。無明ゆえに生死流転していくことを、長い夜にたとえていう語。

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