もう‐まい【×蒙昧】 の意味

  1. [名・形動]暗いこと。転じて、知識が不十分で道理にくらいこと。また、そのさま。愚昧。「蒙昧な大衆」「無知蒙昧」
  • 名詞
  • もう‐まい【×蒙昧】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・漢学流の言に従えば、南が陽なれば北を陰と言い、冬が陰なれば春を陽と言い、天は陽、地は陰、日は陽、月は陰など言うが如く、往古蒙昧の世に無智無学の蛮民等が、其目に触れ心に感ずる所を何の根拠もなく二様に区別して、之に附するに漠然たる陰陽の名を以て・・・

      福沢諭吉「女大学評論」

    • ・・・ 結婚生活または家庭生活というものを、私たちはまだまだどこやら穴居人の洞めいたものに感じる蒙昧さがのこっていると思う。

      宮本百合子「家庭創造の情熱」

    • ・・・ 日本が民主的自主的政治の能力を示して、世界に、自立的民族として存続する可能性の十分あることを示すか、或は、蒙昧な反動国として、民主的世界によって飽くまで監視されなければならない立場に置かれるか。

      宮本百合子「逆立ちの公・私」